Stable Diffusionには様々なチェックポイント(学習データ)があり、それだけでも多種多様なイラストを生成できるのですが、それに加えて追加学習データを読み込ませることもできます。
LORA、LYCORISなどの追加学習データを利用すると、これまでとはまたひと味違った画風やスタイル、エフェクトなどが表現できるようになって面白いです。
追加学習データもものすごく多くの種類が存在しますが、今回は、以下の条件で絞ったものを紹介していきます。
・Civitaiに公開されている
・Stable Diffusion1.5に対応している(SDXLには非対応)
・特定の個人のビジュアルや作風のみを元にしたものではない
・露骨に性を想起させるものではない
・利用にあたり、追加学習データの制作者のクレジット表記が不要
この条件で絞っても、1000種類以上のデータがありそうです。
今回はそのうちの、約400種類を、1日5、6種類ずつ紹介していきます。
※ライセンスや利用制限は調査時点のものです。変更の可能性もあるので、使用時に必ず確認してください。
今日はグロー・ネオン編part2!
ベースや利用するための準備については「【Stable Diffusion】LORAなどの追加学習データ集(準備編)」を参照してください!
サンプル画像は3段になっていて、上から「使用ウェイト」「使用ウェイトの半分」「ウェイト=0」で追加学習データの重みを変更しています。
グロー・ネオン編part1
LORA: GlowShine – Style – LoRa
URL:https://civitai.com/models/111227/glowshine-style-lora
和訳:グローシャイン – スタイル – LoRa
タグ名:GlowShine
推奨ウェイト:なし
トリガーワード:shine
推奨プロンプト:なし
使用プロンプト・使用ウェイト:
<lora:GlowShine:1>,shine
光り輝くような効果になるはずですが、細かいプロンプトを指定しないとサンプルのようにカラフルな要素が追加されたイラスト調になるみたいです。
LORA: Blacklight UV (SD 1.5) art style lora
URL:https://civitai.com/models/116215/blacklight-uv-sd-15-art-style-lora
和訳:ブラックライト UV (SD 1.5) アート スタイル lora
タグ名:Blacklight
推奨ウェイト:0.5
トリガーワード:Blacklight
推奨プロンプト:なし
使用プロンプト・使用ウェイト:
<lora:Blacklight:0.5>,Blacklight
glowingで光り輝く部分が、ブラックライトで照らされたような輝き方になります。
EMBEDDING: FX series- glow lines
URL:https://civitai.com/models/71552/fx-series-glow-lines
和訳:FXシリーズ – グローライン
タグ名:kkw-FX-glowline
推奨ウェイト:なし
トリガーワード:なし
推奨プロンプト:なし
使用プロンプト・使用ウェイト:
kkw-FX-glowline
プロンプトの組み合わせやチェックポイントによっては、内部に光り輝くラインが生成されるみたいです。上のサンプルでは人体自体が発光している印象になりました。
※EMBEDDINGはサンプルはウェイト固定になってます。
LORA: Ocean Glow
URL:https://civitai.com/models/99936/ocean-glow
和訳:オーシャングロー
タグ名:BioluminescenceBeach
推奨ウェイト:なし
トリガーワード:BioluminescenceBeach
推奨プロンプト:なし
使用プロンプト・使用ウェイト:
<lora:BioluminescenceBeach:1>,BioluminescenceBeach,dress,upper body
波やホタルイカのような、独特の輝き方になります。人物より背景の方が相性良さそうです。
LORA: Glowing Body
URL:https://civitai.com/models/105793/glowing-body
和訳:グローボディ
タグ名:glowing_body
推奨ウェイト:1.5 ~
トリガーワード:なし
推奨プロンプト:なし
使用プロンプト・使用ウェイト:
<lora:glowing_body:1.5>
肌や髪が発光します。
ウェイト1.5くらいになると虹色っぽい輝き方になるみたいです。
LORAなどの追加学習データ集(グロー・ネオン編part2)は以上です。
使用プロンプトは、ベース(準備編参照)に追加している部分のみ記載しているのでご注意ください。
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